玉ねぎ坊や「え?僕たちを切ったままでニンジン姉さん達を切るの??」
まな板おじさん「…坊やたちは何も知らないんだな」
ニンジン姉さん「ちょ!!狭!!玉ねぎ君たちを除けないと切れないのに!!」
まな板おじさん「言うだけ無駄だ。蜷川はいつもこうなんだ。」
ニンジン姉さん「やん!!切るスペースが無いからイチョウ切りから乱切りに変えたわ!?」
玉ねぎ坊や「えーん!!ニンジン姉さんが乱切りされるたびに蜷川さんの手が僕たちに当たって落ちそうだよーっ!!」
まな板おじさん「落ち着け!!!大丈夫だ!!!俺が支えてやるから!!!」
ニンジン姉さん「んもう!!なんで右端がもっと空いてるのにそっちでしないのよ!!!」
まな板おじさん「……まだ来るからだよ。」
ニンジン姉さん「…え?」
玉ねぎ坊や「どうゆうこ…あぁ!!!!!じゃがいも君だ!!!」
じゃがいも君「わぁ~~~どいてどいて~~~~!!!」
ニンジン姉さん「キャー!!!ら、乱切りが!!!じゃがいも君を切る度に包丁が当たって乱切りが一部みじん切りに!!!!」
まな板おじさん「嗚呼…今日も見ちゃいられんな…みんな耐えろ!耐えるんだ!!」
玉ねぎ坊や「ぐすん。畑で習った事と全然ちがうよぉ~。」
まな板おじさん「坊や、どう習ったんだ?言ってみろ、ん?」
玉ねぎ坊や「えっとね、まな板で切られたら他の食材さん達と混ざらないようにボウルやバットに入れられるって教わったよ?」
まな板おじさん「ハッ!!!!これだから現場を知らない連中は!!!」
「いいか、大体の主婦はこんなもんだ。蓬屋に来る山〇さんや森□さんや中☆留さんも同じだ。このあいだ蒸されながら話してたからな!!!」
「あいつら全員何とかして1つでも洗い物を減らそうと必死なんだ!!」
じゃがいも君「ああああああ、狭いところで無理やり切ったから大きさがバラバラだ~~!」
まな板おじさん「いいや、蜷川はいつもそうだ。スペースの広さはアイツには関係ない。大きさはいつもバラバラなんだ。」
ニンジン姉さん「そんな事より!!!このまま行くとアレが来るんじゃない?」
玉ねぎ坊や・じゃがいも君「肉!!!!」
ニンジン姉さん「もうスペースが無いわ!?」
まな板おじさん「…フッ。それは大丈夫だ。蜷川は、肉は手でちぎるからな(遠い目)」
全員
「手でちぎる!?」
まな板おじさん「ああ。豚肉や牛肉の薄切りの場合はな。」
ニンジン姉さん「でも見て!!今日は鶏モモ肉よ!?」
玉ねぎ坊や「に、蜷川さんは鶏モモ肉もちぎっちゃうの…??(ガタガタブルブル)」
じゃがいも君「蜷川さんは握力がすごいからなぁ~」
まな板おじさん「いいや。さすがの蜷川も鶏もも肉はちぎれない。一回やってみてダメだったからな。いいか、よく聴けよ。あいつ鶏モモ肉はそのまんま鍋にぶち込むんだ。」
全員絶句ー。
まな板おじさん「煮込んだ後に菜箸でほぐすんだ。ホント敵わねぇよ、手を抜かせたら世界一だからな…」
玉ねぎ坊や「ねぇまな板おじさん、こんなにニンジン姉さんと混ざってるけど最初にボク達だけを炒めないといけないのに大丈夫なの??」
まな板おじさん「・・・・」
玉ねぎ坊や「おじさん?」
まな板おじさん「分けねぇよ。」
ニンジン姉さん「…え?それってまさか」
まな板おじさん「そうだよ、蜷川はなぁ、あいつは切ったお前らを一気に鍋に入れて炒めるんだ!!!!」
ニンジン姉さん「そんな!!!だって、だってカレーよ!?玉ねぎを先に炒めるって箱の裏に書いているわ!?」
まな板おじさん「蜷川が箱の裏を見ると思うか?初めて作る料理だって自分の味の記憶だけを頼りに目分量で作る奴だ。読むわけがねぇ。」
じゃがいも君「わ!来たよ!まな板ごと持ち上げた!!!」
ニンジン姉さん「キャー!!」
玉ねぎ坊や「えーん!!」
まな板おじさん「みんな!!次は、次生まれ変わったらちゃんとしたお宅に行くんだぞーーーー!!!!」
と、いう事で私が料理をすると手を抜くことしか考えない為、お食事は作りません。ご安心ください(^O^)
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