昨年12月末に数日間掛けて心の毒を出したお話です。
1日目、2日目と進むにつれて出るわ出るわ、被害者意識!
12月30日にノートへ書きなぐった言葉は
もーイヤや
どーせ被害者意識の塊ですよーーーーーーー
でした(;^ω^)
※今回の記事はこちらの続きです↓
自分はこんなにも何かのせい・誰かのせいにして生きてきたんだと真っ向から認めては嫌気が差し、その嫌気がどこから出ているのかを更に探る。体が冷えていると思考も重く偏るので、多いときは一日にお風呂へ4回浸かり体を温めながらその作業を繰り返しました。
どうせ被害者意識の塊ですよーとやさぐれ、これ終わりが来るんだろうか?とも書き綴った翌日の12月31日。夕方、お風呂に入った時にポーンとある記憶が蘇りました。
5歳くらいの記憶です。
いとこのお姉ちゃんからお下がりの服をたくさん頂き、その中にピンクの可愛いワンピースがありました。嬉しくてこっそり着たところ母に見られ
「やっぱり色が黒いとピンクは似合わんなぁ」
「あんたはスカートも似合わんし、可笑しいわ」
「それはもう他の子にあげよう、な?」
脱ぎよ、しかめっ面でピシャリと言われました。
この時泣きたいけど泣くのを一生懸命我慢して平気なふりで着替えたことを思い出した瞬間、湯船の中で泣いてしまいました。
もっと小さい頃から「あんたは色が黒いから」とピンクはダメ・スカートは可笑しい等ずっと母から言われ続けていた私。だから多分この日も”こっそり”着たんだろうな、と思うと泣けて泣けて。
「悲しかったよなぁ」「ピンク、着たかったよね」と、その時の私の気持ちを、泣きながらたくさん掬い取りました。そして掬って掬って最後に出た言葉。
無条件で愛されたかったよぉ
おかあさんのばかぁ
どんな私も好きになってよぉ
これが言えた瞬間スコーーーーン!!!!!
あぁ。
私、無条件で愛されたかったんだ。
被害者意識が邪魔をして、心から素直に認めることが出来なかったこの感情。
出せたー!
解毒したー!!
最後、5歳の私に言いました。「ピンク着ていいよ」「スカートも着て良いんよ」「全部似合うよ!」記憶の中の私にピンクのワンピースを着せるとニッコニコ。それを見て私は泣き笑い。なんともカオスな2021年最後のお風呂タイムとなりました。
ああ良かった。これで気持ちよく新年が迎えられる✨
と、晴れ晴れできたのは実は数日間で年明け早々なんとまた新たな解毒作業が待っていたのです。
続く
あのチューリップが満開になりました♪
蓬屋