私は妹が一人いますが、子供の頃本当にひどい姉ちゃんでした。
加害者意識も被害者意識。
今回の記事はこちらの続きになります↓
大晦日に自分の本音が出てスッキリ!気持ちよく新年を迎え、恒例である最上寺の初詣もつつがなく三が日終えることが出来ました。
驚いたことにご参拝された方から(それも4名様個別で)
「顔が変わった」
「穏やかな顔つきになった」
と、言われました。中には
「去年までいた奥さん?同じ人?」と訊かれる方も( ´艸`)
「はい。夫に、他に嫁がいる話はまだ聞いたことがないので多分私で間違いないです。」とお答えしたところ「ケンがなくなったねぇ、優しい顔になった」とのお返事。
そうなんですよ。
心のありようが変わると、お顔が別人になるとも言われているんです。優しい顔になったってことは私やっぱり軽い方向に変われたんだ、と嬉しくなりました。ありがとうございます☘
さて。
我が家はお寺なのでお正月休みは毎年1月4日から。ふぅっと一息ついた脳裏に浮かぶのは小さい頃妹をいじめていた私の記憶の数々でした。あぁ。あったな、こんなこと。私本当に最低な姉ちゃんだった。あーいやだ最悪。あれ?なんか落ちてるな、私。
あ・・・今度はこれの解毒ってこと!?
それに気づいた時の気持ちは控えめに言ってもやりたくないでした(笑)
でもやらないと益々気持ちが重く黒くなることは分かっています。なんとか取り掛かった所、初日と二日目はまぁひどい吐き出しでした。「私悪くないのにお母さんが決めつけたから妹を叩いたんやもん」「お父さんいっつも私だけを怒るから妹が憎かった」などなど、お母さんが・お父さんが・妹だって、と被害者意識満載”私悪くないもん”の連発です。理不尽に怒られたことを思いだしては吐き出し→泣きながら感情を認めるを続けて三日目。
言いだけ吐き出して気づいたことが「私、妹のことが好きだったんだ」ということ。5歳差で産まれた妹は、本当に可愛くて可愛くてたまらなかったことを思い出すことができました。さらにある記憶がポーンとでてきました。それは、両親が居ない所では可愛がれていたこと。
「ああ。私、本当は良い姉ちゃんになりたかったんだ。」
なんだ私、妹の事大好きやったんやん。
色々ごちゃごちゃ言い訳して(←被害者ぶって)それに気づかないようにしてたんだ。三日目にして腹に落ちました。
この間、妹の件と併せて同級生にした意地悪も出てきたので作業しましたが、正直年末にした時よりもしんどかったです。自分がやられた側の場面を思い出すよりも、自分がやった側の場面を思い出す方がすごくキツイ。ちなみに、やった・やられたも主観なのでこの世には被害者・加害者は存在しないと言われています。そう思い込んでいることが問題なのだ、と。
その意識を手放せたこの回はすごくきつかったけれど、すごく楽になりました。そして妹の作業をしながら気づいたこと。父親との確執がバンバンでてきたので「あーーー次は父かぁ」
翌日から父親に対する作業に取り掛かりました。
続く
店内の桃の花も、ほころんできました♩
蓬屋